年間の未払い賃金の総額を計算してみた結果がヤバ過ぎた

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ども!

キャンプ場制作ニートの成松(@NariShige03)です!

私は、以前勤めていた会社を退職後、サービス残業が許せなかったので、会社から未払い賃金を支払ってもらいました。

私みたいに、サービス残業を強いられ、未払い賃金が発生している方は多くいらっしゃると思ったので、年間でどれだけの未払い賃金が発生しているのか調べてみることにしました。

未払い賃金総額502

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未払い賃金の総額を知るために・・・

毎月勤労統計調査を参考に考える

厚生労働省が発表している毎月勤労統計調査を基に、労働者の時間外労働がどれくらい発生しているのかを調べたいと思います。

毎月勤労統計調査の目的は?

毎月勤労統計調査は、雇用、給与及び労働時間について、全国調査にあってはその全国的の変動を毎月明らかにすることを、地方調査にあってはその都道府県別の変動を毎月明らかにすることを目的とした調査です。

引用元:毎月勤労統計調査(全国調査・地方調査):調査の概要

結果は実施が始まった平成9年度から最新の平成29年2月分まであるので、気になる方は厚生労働省の毎月勤労統計調査のHPをどうぞ。

毎月勤労統計調査(全国調査・地方調査):結果の概要

毎月勤労統計調査の最新結果は?

毎月勤労統計調査の平成29年度2月の結果から、一般労働者の平均時間外労働時間を見てみると・・・

WS000112
一般労働者の

実労働時間は168時間!?

残業時間はたったの14.7時間!?

という驚くべき結果でした。

成松
日本の労働環境良すぎだろっ!!

まぁそんなわけもなく。。。

どうやら、毎月勤労統計調査は、企業側の回答を元に作成されているようです。

つまり、給与として支払っている残業の平均が毎月14.7時間のようです。

実際の時間外労働はどれだけなのか?

それでは実情に近い、時間外労働を知るために参考になるものはないかと探した結果・・

こちらのサイトのデータにたどり着きました。

6万人の社員クチコミによる「平均残業時間推移」

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こちらのデータを参考にすると、2016年時点で月間平均残業時間は35時間になっています。

VORKERSが行っている調査では、企業側ではなく労働者側からの回答ですので、よりリアルに近い数字だと思われます。

総務省統計局の労働力調査によれば、正規労働者は2017年時点で3397万人います。そのうちの6万人ですので、0.17%程度の回答にはなってしまいますが、今回はこれを参考にして未払い賃金の総額を考えたいと思います。

残業時間に対する、企業側と労働者の回答の差

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少し調べてみたところ、上の結果でもあるとおり、

企業側の回答と、労働者側の回答で残業時間について、毎月約20時間もの差が生じていることがわかりました。

平均で20時間なので、

ほとんど差が無い企業=未払い賃金の無い企業

もあれば

差の大きい企業=未払い賃金だらけの企業

があることでしょう。

私が勤めていた会社では、毎月40~60時間ほどの未払い賃金が発生していました。

年間で考えると、500時間程度。

自給1000円換算しても単純に、50万円ですよね。。。

未払い賃金で最近話題になったニュースがこちら・・・

未払い賃金関連ニュース

話題になったものでも多いのに、話題にも上がっていない全ての未払い賃金を集めると総額はいくらになるのでしょうか・・・

未払い賃金の総額は・・・?

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さて、正規労働者が3397万人、そして平均で発生している残業時間の差が20時間ということが今までで分かっています。

あとは、平均時給がわかれば未払い賃金の総額が求められるはずです。

平均時給については、正社員の給与については計算が難しい部分があるので、リクナビが出している派遣社員の平均時給を参考にしたいと思います。

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引用元:2017年3月度 派遣スタッフ募集時平均時給調査

これによれば東京・関西・東海の三大都市圏での平均時給は1599円だということがわかります。

残業代については労働基準法第37条により、時給×1.25倍以上での支払いが定められています。

よって

一ヶ月間の未払い賃金の総額 = 3397万人 × 20時間 × 1599円 × 1.25倍

= 13,579,507,500,000円

成松
13.5兆円だってぇええええ!!!!

いや、何億とかは想像してたけど、びっくりしたわ。

まさかの一ヶ月で13兆って。。。

年間で換算すると・・・162兆円

(ちなみに日本の国家予算は平成28年度96兆円)

そりゃぁ日本の経済が回らないはずだよね。

賃金が支払われない⇒給料が少ないから消費が起こらない⇒企業が儲からない⇒賃金を払えない⇒賃金が支払われない⇒無限ループ

データを変えて再計算してみる・・・

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ちょっとあまりにも金額がぶっ飛んでいるので、少し参考にするデータを変えて計算してみます。

まず残業時間についてですが、

厚生労働省が出している毎月勤労統計調査の結果から総実労働時間168.0時間に注目します。

先ほどはVORKERSという民間企業のデータを使ったので、総務庁が行っている労働力調査の結果を参考にしたいと思います。

これによれば一般労働者の平均月間就業時間は182.5時間。

毎月勤労統計調査(企業回答)

労働力調査(労働者回答)

ですので、この2つの差が未払い賃金と考えられます。

そうすると一ヶ月辺り、(182.5-168.0=)14.5時間分の未払い賃金が発生している計算になります。

さっきまでは(35-14.7=)約20時間で計算していたので、14.5時間に変更します。

時給についても、リクナビの派遣社員の平均時給を使用するのをやめて、国税局の民間給与実態統計調査の結果をもとに考えてみます。

平成27年度の正規雇用労働者の平均年収は485万円でした。

(引用元:平成27年分 民間給与実態統計調査

これを年間労働時間で割ることで、時給を計算します。

労働力調査によって月間就業時間は182.5時間ということがわかっているので、これを年間にして182.5×12=2190時間。

485万円 ÷ 2190 時間 = 2214.6円/時

・・・このままだとより高額になりそうなので・・・ざっくりと考えてみます。。。

月給25万、20日出勤の1日8時間労働と仮定しよう。

25万円 ÷ 160時間 = 1562.5円/時

・・・ここから時給1500円が正社員のラインだとします。

これらの値を使って、未払い賃金の総額を再計算してみます。

月間未払い賃金の総額 = 3397万人 × 14.5時間 × 1500円/時 × 1.25

= 9,235,593,750,000 円

それでも毎月9.2兆円の未払い賃金が発生している計算に。

年間で110.8兆円なので、国家予算よりも未払い賃金のほうがやはり多いようです!!

みんなが働いて、もらえるはずだったお金で国が動かせるってやばいよね。

未払い賃金に関するまとめ

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さて、当たり前のように普段から使っている言葉のひとつである

”サービス残業”ですが、その総額は年間で100兆円を超えることがわかりました。

(本当に計算方法があっているのか不安だけど笑)

みんなが100兆円分タダ働きしているから、この国は回っている!?

そう思うと恐ろしいですね。。。

全員が正確に労働分の全額を貰おうとすれば、日本中の会社はつぶれるのでは?っと疑いたくなりますね。

私は実際に30万円近くの金額を取り戻すことが出来ましたが、未払い賃金については2年間の請求時効があります。

2年経過してしまうと、発生していた未払い賃金は請求できなくなり、消えてしまいます。。。

もし、少しでも取り戻したい。

ちゃんと全額支払ってもらいたい。

そう思っている方は、正しい手順を踏んで未払い賃金を請求することをおすすめします。

ちなみに、弁護士を雇って裁判をしたりしなくても、個人で計算して請求することは可能です!

ちょっと面倒だけど笑

もし何か困ったことがあれば、そういった相談も受け付け中です!!

成松に相談だ!

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