【辞めなきゃいけないのにやめられない人必読】コンコルドに学ぶ。コンコルド効果と損切りの関係

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おはようございます。

キャンプ場製作ニートブロガー成松(@NariShige03)です。

コンコルドって知ってますか?

鳥の名前?

ではなく、イギリスとフランスが共同で開発した超音速旅客機です。

世界初の超音速旅客機として、注目された唯一の超音速民間旅客機です。

しかし、このコンコルドは1969年に誕生してから30年もの間、赤字を出し続けた。

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コンコルドがなぜ赤字を出し続けたのか。

それではコンコルドはなぜ30年もの間、赤字を出し続けたのでしょうか。

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写真元:GATAG

コンコルドの強みである超音速飛行には、音速を超えることによる様々な問題が生じました。

ソニックブームによる衝撃波 → 陸上での超音速飛行の禁止

・通常より強力なエンジンを使用することで生じる騒音

・機体の整備費用が他と比べて5倍

・機体サイズが小さくなり、乗客は100人まで

この4つの要素が赤字の大きな要因だった。

ソニックブームと騒音により、航路を限定されることから、生産受注も得られず。

整備費用も高く、座席数も少ないことからランニングコストの割りに収益も低かったのです。

超音速を越えるには多量のパワーを必要とすることから、エンジンも強力になり多量の燃料を必要とするコンコルドは、大西洋は横断できても、太平洋を補給なしで横断することができなかった

太平洋上での燃料補給を余儀なくされては、他の航空機に影響を与えないように高度5万5,000から6万フィートという、通常の旅客機の飛行高度の2倍もの高度を航行するコンコルドにとって現実的ではなかった。

しかし、開発者であるイギリスとフランスの両国は生産段階で経済的に採算が取れないことはわかっていたようです。

三角翼の超音速機コンコルドは英仏共同開発で誕生したが、採算性では超低空飛行のままで、生産を打ち切るのも早かった。実は採算がとれないのは開発中から分かっていた。しかし中止しなかったのは投入した資金がべら棒に大きかったためだ。損失が膨らむのは分かっていても投資額を無駄にしたくなかったのが理由で、将来を見誤ったのだ。

引用元:コンコルドの誤り

書いてある通り、イギリスとフランスは採算が取れないことがわかっていたのにもかかわらず、これまでに費やした資金を考え、赤字になることがわかっていながらも開発をやめなかったのです。

これは正しい選択だったのでしょうか?

コンコルド効果とは何か

このような事例からコンコルド効果と呼ばれる言葉が生まれました。

それは

今まで費やしてきた資金・時間を重要視してしまって、途中でやめることが難しくなってしまう心理効果のことです。

皆さんもこんな経験はないですか?

読んでみてつまらない本や、見ていてつまらない映画に出会ってしまったときにつまらない・興味もないとわかっていながらも、せっかく買ったのだからと最後までがんばって見た、読んだ。

という経験だ。

これはまさにコンコルド効果であり、購入するのに使用したお金、途中までかけた時間を重要視してしまった結果、より多くの時間を無為に使ってしまったわけです。

「一流の人はなぜそこまで、習慣にこだわるのか?」という書籍にこんな内容があります。

・つまらない映画は15分で帰る。

あなたはデートで映画館に行かれて内容がつまらなかったら、途中退席できますか?自己管理ができる人は退席できます。

~中略~

デートで映画館に行く目的は「楽しい時間を過ごすため」であって「その映画を最後まで観るため」ではありません。自己管理できる人は目的が明確だからこそ、刻々と奪われていく二人の楽しい時間を最低限の傷で抑えることを優先して考えることが出来ます。

~引用終わり~

引用元:一流の人はなぜそこまで、習慣にこだわるのか?

おそらく、コンコルドについても本質的な答えは「超音速旅客機を作ること」ではなく、「利益を出すこと」だったはずですが、今まで投じてきたサンクコストを重要視するあまり「利益を出せない」ことがわかっても、正しい選択をできなかったのです。

ではなぜ、人はコンコルド効果に陥ってしまうのでしょうか?

それには心理的な要素が含まれています。

人は自分が所有しているものや、今まで費やしてきたものに対して、心理的なバイアスをかけることがわかっています。

バイアスとは偏りのことで、人は同じものであれば所有しているという理由だけで価値を感じるのです。

使わないとわかっていても物を捨てられないというのも、所有による心理的バイアスがかかった状態だと言えるでしょう。

イギリス、フランスという先進国の政治家たちが採算がとれないことがわかっていても、コンコルドに資金を投入し続けたのは、開発・製造費用がすでに10億ドルもの費用を投じていたために、心理的バイアスがかかっていたためでしょう。

しかし、赤字になることがわかっているものに、限りある資本を投入することは正しいと言えるでしょうか?

コンコルド効果に陥ってしまったときの対処法

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それでは、心理的バイアスによるコンコルド効果に陥ってしまったときにどうやって対処すればいいのでしょうか。

結論から言ってしまえば、あきらめて損切りをする

ということになるのですが、あきらめることができない。あきらめることが難しい。のが問題です。

こういった場合には、

今まで使用してきたサンクコスト(埋没費用)をないものと考える必要があります。

その上で、

「もし、まだ1円も支払っていない状況なら、この事業に投資するだろうか」

「今これをやめたら、何にそのお金と時間を使うだろうか」

と考えてみてください。

その結果が、やるべきでない・やらないという選択であれば、損切りをしたほうがいいでしょう。

損切りとは

含み損が生じている投資商品を見切り売りして損失額を確定すること。

出典:wikipedia

こういった考え方を最近の言葉で言えばゼロベース思考というものになるのではないだろうか。今までの物事を一旦置いておいて、新しい発想で物事を再考する。といったニュアンスがゼロベース思考である。

ゼロベース思考とは

既存の枠組みにとらわれず、目的に対して白紙の段階から考えようとする考え方の姿勢のことを指す。既存の枠組みでは、過去の事例や様々な規制などが思考の幅を狭くし、目的への最適な方法への到達を難しくするため、「ゼロベース思考」で考えようとする姿勢が重要であるとされている。

出典:コトバンク

コンコルドから学ぶことのまとめ

忙しい人のための箇条書きまとめ

・人は所有物や、サンクコストに心理的バイアスをかける。

・心理的バイアスがコンコルド効果を引き起こす。

・コンコルド効果に陥ると、本質的な選択ができなくなる。

・コンコルド効果から抜け出すには損切りをする。

・損切りをするためにゼロベース思考を利用する。

以上です。

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